後悔
後悔
『私』の後悔というものを語ろう
これは、『俺』と名乗る彼らの話ではない。私はあくまでその皮を借りて後悔を募らせている
私は人を追いかける勇気を持てなかった
人間というのは変わる、消えていく、だが、
移行していく全てに手を伸ばすのは無理だと悟り
全てに手を伸ばすのを諦めた、
私が居なくてもあの方々は大丈夫だと悟った
私はそれでいいはずだ、世界に漂う群衆であるべきだ
置いていかれても心の痛まないモブであるべきだ
だから沈む船にタイムスタンプを残し続ける判断をして、
変わりゆく世界に唾を吐き捨てた
どうせもう何度だって終わりだって泥を塗る人が居るなら
唾くらい誤差だと思った
私にはなにも上手くできることはなかった
私より上手くゲームを出来る人間は沢山いる
私より漫画を書ける人間は数多といる
私より文を書ける人間、音ゲーの上達が早い人間、
綺麗なものを作れる人間、全部居る
私はゲームを作ることが出来ていない、
漫画を完成させられていない、
想像が下手くそだ
音ゲーは5年くらい腕前が初心者のままだ
何も出来ない、何もかもが劣っている。
けれど、私がそれを言うのは許されなかった、
それは私を是という人間に唾を吐く行為だからだ、
私を肯定する人間を否定するのはだめだった、
蓋をした、しんどかった。
今はもう居なくなった人、居なくなろうとしている人には
思いを馳せて泥のような泣き言をひとりで言うだけ、
才能が無いと自分に嘆き続ける、追いかける覚悟も無い
昔の失言に後悔し続ける、自分が出した心無い発言を思う
最初からやらなければよかったと思う
けど今がある以上昔は否定してはいけないはずだから、
どうしようもなく今を生きている
どうしようもなくしんどい、
心から泥と後悔は消えない、助かることはない。